あっという間に秋を走り抜け、もう冬になりつつありますね。
秋から晩秋にかけては、カキが出回ります。みなさん、カキは好きですか?。どんな状態で食べるのがお好きなのでしょうか?。
日本の風景で秋というと、わらぶき屋根の田舎屋で、面前には畑、背景には山が在り、カキ色に染まった夕暮れ空に鳥の飛ぶ姿、庭先には実だけついたカキの樹・・・なんて風景思い出しませんか?。え?歳がバレます?w。
カキは日本在来の果樹です。海外には、日本から持ち出したカキしかありません。長い間、日本以外で栽培されていませんでしたが、10年くらい前から季節が反転しているオーストラリアなどでも栽培されるようになり、まだ少量ですが、日本の春先から初夏にかけて輸入されています。
本来、日本に輸入されるために持ち出されて栽培されていたのですが、甘くて美味しいのであちらでも人気が出始めているようです。また、近年では中国でも日本の果実に人気が出ていて、カキもその1つ。輸出量は年々増えているようです。
カキは生息しているところで、大まかに甘カキと渋カキに分かれます。甘カキ=果樹からもぎ取りそのまま食べられるカキ、渋カキ=渋抜きをしないと食べられないカキです。比較的冬が暖かいところでは甘カキに、冬が厳しく寒いところでは渋カキになる確立が高くなります。その境界線は日本が折れ曲がっているあたりと曖昧に覚えておいてください。断定できないのは、果樹固体でも渋いカキを実らせるものもあるし、場所によっては年毎に甘くなったり渋くなったりと変化する場合があるからです。
渋はタンニンという成分で、これがカキの中でタンニンのままいると渋く、食べると舌がしびれ、ちょうど歯医者さんの麻酔のような感覚が口中に広がるような感じになります。ひどいと半日とか引きずることに・・。子供のころにご近所のカキの実をこっそり失敬して、渋カキに当ったことがありますw。
カキは甘味が強くて酸味がほぼないので食べやすく、苦手という人はとても少ないと思います。
さてさて、みなさんはどのようにしてカキを食べていますか?。
私は都会育ちだったので、カキはお店で購入し、硬いうちに皮を剥いて食べるということしか長らくしりませんでした。
日本の在来種であり、全国どこにでも古くからあったカキなので、食べ方にはかなりバラエティがあるというのを、この仕事についてから知りました。ある地方では料理に使うし、ある地方では羊羹にしたり・・・と、様々です。
ある時、和歌山県のカキ農家さんと知り合い、感激する食べ方を教わりましたので、ご紹介しておきますね。まだ試したことがない方は、ぜひぜひお試しください。私的には目からウロコな食べ方でした。
まず、カキを少し柔らかくなるまで置いておく。少し柔らかくなったら、そのまま冷凍庫へ入れ、凍らせてしまう。食べる30分くらい前に冷凍庫から部屋に出しておいて、半解凍のところをスプーンでいただきます。カキのシャーベットです。柔らかさもお好みでよいですし、冷凍庫に入れておくと長期保存が可能です。
この方法を知ってから、凍らせなくても柔らかいカキにしてスプーンで食べるのが好きになりました。また、農家さん曰く、お酒を飲みすぎたと思ったら、最後の〆にラーメンではなくて、これを食べるそうです。二日酔いにならないらしいです。
私はゲコなのでお酒の後は試し様がないのですが、カキシャーベット、一度試してみてください。とても美味しいですから。
管理人 : るいぞう
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