カボチャ

 国産カボチャの時期になりましたね。今、各産地から日々、市場に出荷されています。
 カボチャは冬至に食べるという習慣が日本には古くからあるので、冬野菜というイメージを持っている方も多いかと思います。私もこの仕事を始めるまで、カボチャは秋から冬によく食べていたので、冬野菜と信じておりました。都会育ちの悲しい刷り込みです。
 カボチャは日持ちが非常によいので、保存食として食べられていた歴史もあるのでそう間違ってはいないのですが、採れたてが食べられる旬は夏。りっぱな夏野菜なのです。
 現在、私たちがカボチャと言われてすぐ思い浮かべるのは、深い緑色の外皮に、濃いオレンジ色の果肉の西洋カボチャ。甘味も強くてホクホクとして、煮物からデザートまで幅広く使うことができます。国産と輸入物がリレーしているため周年、スーパーなどの店頭で買うことができます。
 西洋カボチャに押され稀少になりつつあるのが、黒皮カボチャという日本の在来品種のカボチャです。名前の通り黒に近い深すぎる緑色の外皮に、黄色い果肉。西洋カボチャよりずっと小ぶりです。甘味は薄く、調理するとやや水っぽく感じます。西洋カボチャを濃厚とするなら、こちらはあっさりした涼しげなカボチャです。一般家庭向けというよりは、高級料亭やレストラン、京都のお漬物屋さんなどでよく見かけます。
 日本の湿度が高くて暑い夏には、カロチンたっぷりのカボチャは体力維持にとても役に立つ野菜です。夏にもカボチャを美味しく食べましょう!と頭では解かっていても、ホクホク感が喉越し悪かったりしてあまり食べたいと思わないのは私だけでしょうか(汗)。
 夏でもカボチャ食べたいって思える料理なにかないかなぁ?。
 



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